マンション管理士のコレ聞いて!!
蛍光灯が日本からなくなります!
2024年8月30日 カテゴリ: マンション管理情報
マンションの共用部分(廊下やエントランス、駐輪場等)普段当たり前に使用している蛍光灯ですが、この仕様が間もなく変わります。
当サイト会員の松山マンション管理士より、詳しくご紹介いただきます。
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2023年11月3日に「水銀に関する水俣条約」が締結され、オフィスや住宅で一般的に使用されてきた直管蛍光灯の製造と輸出入が、2027年末までに禁止されることとなりました。
「水銀に関する水俣条約」は147の国と地域が加盟しており、水銀の使用を規制する条約
です。
その結果、国内での製造・海外からの輸入もなくなり、日本から蛍光灯が消えることとなり
ました。
2027年を超えても、在庫があれば購入することができますが、その在庫もいつなくなる
かわかりません。
当然、蛍光灯を使っているのはマンションだけではないので、在庫の減り方は誰にもわかりません。
対策として、従来の蛍光灯器具を利用し直管型のLED管とするか、器具を交換してLED電灯器具に交換するという方法があります。
直管型のLED管は、通常の蛍光灯の場合、そのままランプを交換すれば使えるというものではなく(使える機器もありますが)、安定器を取り外して交流から直流にする必要があります。
そのまま使える機器もありますが、安定器があると電気代の削減効果も薄れ、LED管の寿命にも影響があるとのことですから、電灯器具をそのまま使うのであれば、安定器を取り外しLEDランプの配線と直結させるバイパス工事をすることをお勧めします。
市区町村によっては、バイパス工事でも補助金が出るところがありますので、工事の前に一度調べてみてください。
(松山マンション管理士)
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いかがでしたでしょうか。
施行まであと3年です。準備はお早めに。
当サイトではLED交換工事も多数実績がございます!工事に関する疑問等は、お気軽にお問い合わせください。
次回のコラムもどうぞお楽しみに。