JSMブログ

仕事の本質について

2014年12月26日 カテゴリ:マンションの現状, マンション総合支援事業部の視点

皆様、ご無沙汰しています。
久々のブログ更新となりました。

 

私は不動産業界に長くおりまして、デベロッパーの立場で色々と経験を積んできました。
在籍していた会社には、子会社でマンション管理会社もありましたので、マンション管理会社の仕事についても理解をしていたつもりでした。

 

しかし、このマンション大規模修繕や管理会社変更などのコンサルティング業務に携わってみて、管理組合様の為に仕事をしている管理会社が本当に少ない事に、とてもがっかりしました。

私の所にくる案件は、管理会社の怠慢や横柄な仕事ぶりに我慢がならず、助けて欲しいという依頼が多いです。
そこで私が理事会や修繕委員会に不動産コンサルタントして参加すると、管理会社のあきれる仕事ぶりに情けなくなってきます。

 

不動産業界だけではなく、仕事というものは誰の為に行うのでしょうか?

 

自分の利益や給料の為であれば、詐欺まがいの商売をしていいのでしょうか?

 

私は決してそうは思いません。

 

お客様の為に、お客様の事を考え、真摯に仕事をしてこそ、本当の仕事ではないでしょうか。
これは全ての業界の全ての仕事に共通な事だと思っています。

少なくとも私はそのような教育をデベロッパー時代に受けました。

 

「プライドが高い」というと否定的な意味にも捉えられますが、あの人はプライドが高くて決してお客様の不利益な事はしない、という良い意味での「プライド」を持って仕事をするのが、本質ではないでしょうか。

 

人の価値観は様々ですし、もちろん管理会社の中でも良い管理会社もあります。

 

ただ、業界全体にはびこる体質を改革するには、管理組合様の正しい目と行動が必要です。

私どもはそのような一助になれるよう、来年も頑張って参りますので、よろしくお願い申し上げます。