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主役は誰でしょうか?

2013年9月6日 カテゴリ:マンションの現状, マンション総合支援事業部の視点

こんにちは。久しぶりのブログです。
営業部のUです。

マンションにお住まいの方々は、毎月「管理費」と「修繕積立金」の2つを
管理組合へ支払っていると思います。

合計月1~2万円位のマンションもあれば、4~5万円位になっているマンション
もあります。
築年数やマンションの戸数によって、様々な金額になっています。

もし、自分の財布を落として1万や5万のお金を無くしてしまったら、どう思いますか?

「あ~・・・・、なんで・・・・お金が無駄に・・・」と悲しんだり悔やんだりしますよね。

でも、同じように1万や5万のお金が無駄に誰かの悪意によって使われてしまったと
しても、それは財布から落としたお金より、鈍感になってしまいます。

管理費も修繕積立金も落として無くしたのではなく、毎月積み立てているし、全戸の
共有財産になっているのだから、全然違う話ではないかと思っていらっしゃる人も
いると思います。

大事な1万や5万が、きちんと正しく使われているのであれば、もちろん悲しんだり
悔やんだりする必要はありません。

しかし、管理会社という 『 管理組合からお金を取る事 』 を商売としている相手に、
騙されてはいませんか?
(そもそも今の長期修繕計画は、正しいのでしょうか?)

彼らは、ハンコ1つで、管理組合から工事金額の20%近いマージンを手にしています。
工事金額の見積もりに上乗せされている事もあるでしょうし、
見積もりには出てこなくても「追加工事」という名目で上乗せされてしまう事もあります。

もっとひどいのは、工事金額の20%のマージン分を、材料費や工賃から捻出する
ために、仕様とは違う部材を使ったり、必要な工事を手抜きする事で、
工事金額の20%をマージンとして取っている管理会社もあります。
(これはもう詐欺とも言える状態だと思いますが・・・)

ですからこれらは、道端に1万や5万を落としている事と何ら変わりはないと思いませんか?

しかも、大規模修繕工事で管理会社が工事金額の20%マージンを取るとなれば、
1戸あたり20万~30万円もの大金を道端に落とした事になるんです。

私は20~30万円も道端に落としたら、悔しくて腹立たしくて仕方がありません。

たった1回の大規模修繕工事でもそれだけの金額になるのですから、
給水管更生工事、
排水管更新工事、
各戸玄関扉交換工事、
エレベータ交換工事、
機械式駐車場撤去工事、
等や
毎年の管理会社への管理委託契約費、
各設備点検業者への費用
など、
全部のものに、管理会社への常識外の金額のマージンが
搾取されているのを計算すると・・・、

皆様にとって、 『 100万円もの大金を道端に落としてしまった! 』 事と
同じ事が起きているのです。

もし、適正な工事見積書で工事を行い続けていれば、
いずれ【家計に100万円が貯蓄】できている訳です!
(適正な管理費額と修繕積立金額を支払う事が、だから大事なのです)

もし100万円が手元にあったら、とても嬉しくないですか?


主役は、管理会社ではなく、管理組合の皆様です。

全ての項目に管理会社への常識外のマージンはいりません。
管理会社へは適正な費用を支払えば、それで充分なんです。

皆様のマンションです。
主役はあなたです。