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本当は怖い! 大規模修繕工事のからくり!

2013年2月4日 カテゴリ:マンション総合支援事業部の視点, 大規模修繕工事

皆様、こんにちは。営業部のUです。

昨日は節分で、日曜日。
外を歩いていたら、親子で豆まきをする声があちこちから聞こえてきました。

そういえば、コマをまわす、凧をあげる、羽子板をするという
日本の1月はほとんど見かけなくなりましたね・・・。
寂しいものです。。。

さて、今日は一般的に言われている話をちょっとしたいと思います。

マンションの大規模修繕工事は、以下のように理事長や理事会の皆様に話が来るのではないでしょうか。

1.管理会社が、管理会社の工事部門に大規模修繕工事をやらせてくれと言ってくる。
2.管理会社が、良い工事会社を何社かご紹介しますよと言ってくる。

ちょっと、、、待って下さい!

これって市場の適正価格ではなく、管理会社へのマージンが上乗せされている高い「工事金額」になってしまいますよ!

大規模修繕工事金額のおよそ20%が、いわゆるマージンとして管理会社に取られていきます。

5000万円の工事ならば、1000万円分はマージン。
1億円の工事ならば、2000万円分はマージン。

ハンコ1コで、1000万円とか2000万円とか余分に払うのは、問題がありませんか?


また管理会社が、こういう風に言ってくるかも知れません。
設計監理方式で、一級建築士事務所をまず入れないと、大規模修繕工事の質が担保されませんよ、と。
その場合も、管理会社が紹介した一級建築士事務所の場合は以下のような事が想定されます。

3.設計監理の見積書は、相見積もりの中で一番安い価格を提示し、設計監理をまずは落札する。
                    ↓
4.工事会社選定には、この落札した一級建築士事務所が、当然管理組合をリードしてしていき、工事会社を
  決定する。 
                    ↓
5.この決定した工事会社の見積書も、相見積もりの中で一番安い価格を提示しているので、管理組合としては
  安い所で、良かった良かったと思う。

しかし、、、

大規模修繕工事が始まると、タイルの浮きが思ったよりもありましたとか、塗装をもっときちんとしなくてはいけま
せんとか、いろいろな理由をつけてきます。その結果、、、

6.大規模修繕工事の契約書の記載金額と比べて、工事が全て終わった最終工事の金額がとても高くなってしま
  う。
                    ↓
7.この差額の利益は、
  
  設計監理の一級建築士事務所へのバックマージン、
  工事会社の利益水増し、
  管理会社への多額のマージン
  等になっております。

ですから、、、

△設計事務所は、管理会社が紹介した所で決めていないですか?

△その設計事務所や管理会社が、工事会社を紹介したりしていませんか?

△設計監理や大規模修繕の見積もりが安いからと、安易に工事会社を決めていませんか?

そんな馬鹿な・・・と思っていらっしゃる方も多いと思います。
でも共同財産だからこそ責任の所在が曖昧になり、裏で出来レースを仕組まれるという事
が起こりうるのです。

私Uは総合不動産会社出身ですので、管理会社の仕組みも分かっております。。。

ぜひ一度、お電話かメールを送って頂ければ、その実態をお話させていただきます。

(強引な営業とかは、弊社は一切ありませんので、お気軽にご連絡ください)

大切な修繕積立金の節減方法をお教え致します。