管理会社変更のしくみ

1.【マンション管理会社の問題点】 

 マンションの管理会社は全国に約2200社あります。

 一般社団法人マンション管理業協会に加盟している管理会社であっても約380社あります。

 その中には、管理組合の皆様に対して誠心誠意仕事をしてくれる管理会社もあれば自社利益が最優先で法律ギリギリの事をしている管理会社もあります。

 

 マンションは本来、当たり前の事ですが、不動産を購入して資産を持っている皆様のものであるはずです。

 ですが、管理会社の管理員やフロントマンが、まるで自分のマンションであるかのように横柄に振る舞っているマンションも多く見受けられます。

 管理員の態度が悪いのも問題がありますが、清掃が全然できていないとか、他のサービスが悪い等にとどまらず、理事長印を無断で使用する、管理費・修繕積立金を流用するという信じられない事すら、起こっています。

 さらには、修繕積立金が枯渇するように、必要のない修繕を提案してきたり、大規模修繕工事は当然管理会社がやるものだとばかりに随意契約を迫ったり、理事長や理事を抱き込んで、みんなでうまい汁をすすっているなんて事も決して作り話ではありません。

 

2.【管理会社の意識改革の必要性】

 このような問題が起きるのは、いくつか要因がありますが、一番大きな要因は管理会社は未来永劫あたりまえに管理を任され、競争がなくて安泰だという意識・認識ではないでしょうか?

 

 大多数のマンションでは、分譲会社の子会社やグループ会社である管理会社が、分譲当時から変わらずに、ずーっと管理をし続けています。そこには、競争原理は全く働かず、管理組合が管理会社へ毎年支払っている「管理委託契約費」の金額が妥当かどうかすら、検証した事はないと思います。

 その場合、管理会社が仕事を請け負うのに必要な経費と利益以外で、単なるマージンを20%も30%も取っているという事が起こるわけです。

 仮にお住まいのマンションが年間500万円の管理委託契約費を支払っている場合、そのうち100万~150万円は必要のないマージンである可能性が高いです。

 一生懸命働いて貯めたお金が、単なる管理会社への必要の無いマージンにそのまま流れてしまう事は、とても大きな問題ではないでしょうか?

 

 約12年に一回の大規模修繕工事を考えると、150万円×12年で、1800万円のお金が管理組合に貯まっているか、管理会社へ奪われてしまっているかは、とんでもない違いです。

 

 当サイトでは実際いくつもの管理会社変更を手がけてきましたが、大手だから安心という訳ではありません。逆に言えば中小だから悪いという事でもありません。

 前述したように大事な事はお客様の事を第一に考える管理会社」か「自社利益のために、マンションを食いものにする管理会社」かという事です。

 

 

3.【管理委託契約費を適正金額に戻す方法】

 もし、分譲当時から一回も「管理委託契約費」について見直した事がなければ、管理会社変更をするかどうかは別にしても、理事会で検討し、現管理会社と他の何社かから、相見積もりを取るべきです。

 きっと、無駄なマージンが無くなり、年間の管理委託契約費は下がると思いますし、いろいろな管理会社からお住まいのマンションについての管理の仕方を聞けるのは、大きな発見があるかも知れません。

 お分かりのように、元々必要のないマージンを支払う必要がなくなるだけで、安くなったから=管理の質が悪くなるという事ではない事をご理解下さい。

 もちろん相見積もりについては無料で取れますし、見積書をもとに3社~5社に絞ってヒアリングを行えば、管理会社の体質や姿勢が比較検討でき、お住まいのマンションに合った管理会社が見つかる事と思います。

 その上で、やっぱり現管理会社がいいという判断もあると思います。

 それでも、無駄なマージンがなくなり10年で数千万円の節減になるとすれば、それは皆様の家計を守る事にもつながる訳です。

 

 当サイトには、管理会社変更のノウハウが蓄積されています。

 管理組合様のために、何がベストな選択なのか、その提案をする事ができます。

 何はともあれ、まずはご連絡を頂き、相談をして下さい。

 

 もちろん、当サイトは最後まで管理組合様のご利用は無料ですので、管理会社変更のアドバイス・コンサルティングを無料でさせて頂きます。

 

 電話でのお問い合わせ、メールでのご相談でも結構です。

 

 まずは、お気軽にご連絡下さい。

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